大学院

定年退職者を主な対象とした、新しい大学院入試を2017年度入学生募集から導入します

中京大学経営学研究科は、2017年度大学院入試(2016年度に試験実施)から、定年退職者を主な対象とした新しい社会人選抜「有験者特別選抜」(定員若干名)を新設します。

導入の背景

企業で長年勤めた方の経験は、社会的に貴重な財産であり、経営学的にも価値のある事例といえます。「有験者特別選抜」は、そうした貴重な経験を学術的に整理し、社会に発信する機会を得たいと考える方のために、新たに導入する制度です。定年後の「第二の人生」をより豊かなものとし、その設計をお助けする意味もあります。
なお、「有験者特別選抜」で入学し、修士号を取得した成績優秀者については、本学経営学部の非常勤講師として推薦することも想定しています。学術的要素をプラスした「有験者」の現場経験を学部生に伝えることで、キャリア教育の充実を図るという意義もあります。

研究活動の支援

中京大学経営学研究科では、大学院学生に対する研究指導に加えて、以下のような支援を行っています。

  • ・院生専用の研究室を用意。個人専用の机と本棚、パソコンを提供。カードキーで入室。
  • ・研究用図書の購入補助(年間上限35,000円)。
  • ・研究用資料等の複写代補助(学内設置コピー機で年間2,500枚分)。
  • ・学会等への参加費補助(年間上限40,000円)。

佐藤 祐司・中京大学経営学研究科長のコメント

 「『有験者特別選抜』ですので、年配の方が多いと思われますが、研究指導において手を抜くつもりは一切ありません。しかし実際には、一方向的な指導というよりは、互いが学びあう場になるのではないかと考えています。なお、この制度が大学教員だけでは教えきれなかった、企業現場での経験や知恵を世代を超えて伝えていける足掛かりになればと期待しています。」

新しいウィンドウを開く入試案内はこちら