中京大学 経営学部

中條 秀治 教授教育研究活動データベース

メッセージ

「遊びをせんとや生まれけむ、
 戯れせんとや生けれけん、
 遊ぶ子供の声きけば、
 我が身さえこそ動がるれ。」
梁塵秘抄

この精神で学問の世界でも遊びましょう。

プロフィール

略歴

昭和27年5月29日、 大阪府岸和田市生まれ、大阪市城東区育ち。
昭和52年3月、早稲田大学商学部卒業。
昭和54年3月、同大学院商学研究科博士課程前期課程修了。
昭和59年3月、同大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得退学。
同年4月より中京大学商学部専任講師(経営管理論担当)。
昭和63年4月、商学部助教授。
平成3年4月より経営学部助教授(経営組織論担当)。
平成9年4月より経営学部教授。
平成12年3月、商学博士(早稲田大学)。

自己紹介

体を動かすのが大好きです。大学時代は、スキーのことばかりを考えていました。大学に入るまで一度しかスキーをしたことがありませんでしたが、クラブメンバーとしての3シーズン目の終わりには岩岳スキー場で一級受験者中トップの成績で合格しました。また、そのシーズンのオール早稲田(早稲田大学公認サークルの大会)のデモ戦では総合6位入賞を果たしました。(早大「ツェルマット・スキークラブ」OB、SAJ1級)

スキー以外にも色々なことに興味があり、「哲学研究会」「書道会」「囲碁会」「なべの会(山歩きして山菜を食べようという会)」などにも入部しました。もちろん、クラブ員としては長続きはしませんでしたが、個人的には今もその方面の興味は失っていません。また高校生の頃からギターが好きで、大学2年の頃から本格的に習いたくなり、「新堀ギター・スクール」に3年ほど通っていました。ギターを止めてしまったのは、たまたま下宿の裏が少林寺拳法の祖師谷道場で、そこから聞こえてくる練習中の奇声に呼び込まれるように入門してしまったからです。少林寺拳法は2年ほどやって1級を持っています。最近ギターへの興味が復活し、独学でジャズギターを始めています。

本格的な趣味はと聞かれれば、それは尺八です。大学院時代に長年の夢を実現すべく一年休学して世界一周放浪の旅をしました。その折、たまたまネパールのカトマンズで尺八の霊妙な音の世界に出会い、帰国後、大学の尺八クラブに入会しました。以来尺八は座右にあります。(早大「虚竹会」OB、「明暗流尺八」導師、竹号「叡管」)
また、5年前から弓道を始め現在四段です。弓禅一如の世界を楽しんでいます。

教育・研究テーマ

担当科目

経営学部
経営組織入門、組織デザイン論、ゼミナール

経営学研究科
経営組織研究(博士前期)
論文指導演習(博士前期)
経営組織特殊研究(博士後期)

ビジネス・イノベーション研究科
経営組織

研究テーマ

ウェーバー流の行為論、関係論、合理性論を基礎に置きながら、「成果」志向で発想するドラッカーの考え方などを組み込んで組織設計論や組織運用論をまとめたいと考えています。

研究テーマとしては、以下を考えています。

  1. 組織の境界
  2. 団体の概念
  3. 組織における合理性
  4. 組織設計のロジック-組織構造と組織運用プロセス-
  5. 組織の病理現象と組織変革
  6. 日本型経営と日本型組織

1の「組織の基礎理論」に関しては、「社会的関係」概念で組織理論を全面的に再構成するというかなり革新的主張を『組織の概念』(文眞堂、1998、組織学会賞受賞)として出版しました。一部でかなりの反響があり、今後この主張をめぐって議論が盛り上がることを期待しています。

現在、私には、自著で展開した基礎概念を用いてさらなる高みに登れるような気がしています。私がウェーバーの肩に乗って捕まえようとしたいくつかの概念の適用範囲が自分が想像していた以上に広がりのあるものであり、それら概念により見えてくる世界が洋々と広がっているのを感じているからです。最近、法律分野の基礎概念との整合性が見えてきました。それは、民法の「組合」と商法の「社団」という概念との関連です。私が自著の中で分析した「集団」と「団体」という概念がそれらの概念と見事に対応しているという発見に一人悦に入っているところです。これは、組織理論としてはこれまで誰も語らなかったし、そもそも従来の組織論においてはそれを語るべき枠組みを持っていなかった領域だと思います。私の基礎概念はそれぞれの概念の違いを無理なく見事に分析して見せます。興味のある人は『株式会社新論』(文眞堂、2005)を読んでみてください。

3以下の項目については日々考えをめぐらせています。ある程度考えがまとまれば論文にしてゆくつもりです。

ゼミテーマ

「ドラッカーを読む」
ドラッカーの著作を中心に、本を読み、感想を書き、ゼミの仲間と議論し、自分の意見を人前で発表するという活動を通して、経営的発想を身につけるとともに、人間的成長をも目指します。

中條ゼミナール紹介