海外ビジネス研修レポート

海外ビジネス研修2019 関 汰等

暑い夏の日本を発って、のどかなトゥーンバの街に降り立った時、南半球のオーストラリアは春先とはいえ寒さを感じた。ウェルキャンプ空港の訪問では、トゥーンバの町を活性化するために個人資金で設立したオーストラリア初の民間空港であることを知った。今後は旅客や農産物を輸出する目的で国際線を開港し、空港の周りにサーキット場を開発するなど7つのプロジェクトを予定していると聞き、日本の街おこしが自治体主導であることを考えると、個人の貢献にとても刺激を受けた。またショピングモールの営業時間の短さ(17時閉店)や、マクドナルドの商品展開の違いを知ったことから、その土地ならではの生活様式や食文化によって受け入れられるものが違うと実感し、事業展開のマーケティングの重要性を感じた。

ウェルキャンプ空港(外観)

ウェルキャンプ空港(外観)

ウェルキャンプ空港(内部)

ウェルキャンプ空港(内部)

ホームステイはすごくいい体験だった。家のルールとして洗濯は週に1回、シャワータイムは6分以内だった。オーストラリアは雨が少ないため、水はとても貴重なものだった。日本ではあたりまえの暮らしが、海外ではそうではないことを知った。日本でも地球温暖化の影響があるが、環境問題は世界的に考えるべき大きな課題だと感じた。資源の大切さの意識が変わった。

ホストファミリーの自宅で

ホストファミリーの自宅で

心温かく迎え入れてくれたホストファミリーにはすごく感謝している。両親は優しく、ホストブラザーはとても可愛くて、家族の一員として過ごさせてもらい、人との関わり方をとても学んだ。