経営学部での学び

2023年度 プロジェクト・マネジメント
(2年次秋学期開講) 履修者の声

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 この授業では初週に課題を提示され、次週にスライド発表という2週間のサイクルで1つのプロジェクトが完結し、それを5回繰り返します。「新入生に住む町を提案しよう」という比較的考えやすい課題から始まり、次の課題では「教育産業A社に人材募集広告を提案しよう」など、徐々にビジネスシーンで使われるような難しい課題が出されるようになりました。

 このような課題を初週のみで完成させることは到底できず、次の週までの一週間、各自調べものをしたり、直接会って内容を練ったりと、授業外での活動が多くありました。授業で初めて会った人も多く、円滑にコミュニケーションを取ることが難しいことも多々ありましたが、これまでのBLPで学んだスキルや講師の先生の助けもあり、だんだん素直に、またより深いところまで議論することができるようになりました。

 5回目の最終課題では集大成として教授や事務の方などをお招きし、大勢の前で発表を行いました。今まで以上に身を引き締めて課題に取り組んだ結果、私たちの班は入賞することができ、この喜びや達成感は他では感じることができないものでした。

 この授業を通して、私は客観的な視点の大切さや初対面の人と議論する能力など、人として重要な能力を大きく成長させることができたと思います。
(寺澤実朔)

 今回プロジェクト・マネジメントを履修したことで、リーダーシップや合意形成のための交渉・説得スキルを実践的に学ぶことができました。1チーム4~5人で、5回あるプロジェクトで一度は自分自身がリーダーを経験するルールであるため、リーダーを務めて自分がどうメンバーに働きかけるのか、メンバーにはどうフォローしてもらいたいのかを理解することができました。

 また、毎回のプロジェクトを企画・準備するためにはメンバー間で合意形成する必要があり、相手の意見に耳を傾け、共通利益を考えながら議論する大切さを学びました。

 この授業では、2週間という短期間でプロジェクトを完成させる必要があったため、タスクの優先順位をつけ実行計画を立てるという、プロジェクト運営のスキルも身についたと思います。
(右田紗梨)

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 リーダーの役割は、チームの先頭に立って引っ張るだけでなく、周りを客観的にみてチームの良いところ、悪いところを見つけて軌道修正するなど、チームを支えることもリーダーシップのあり方の一つであると学びました。私は人の先頭に立つことが苦手で、リーダーには向いていないと思っていましたが、一人ひとり違ったリーダーの形があり、自分に合ったやり方をすれば良いということに、この授業を通して気づきました。

 また、リーダーを経験したからこそ、フォロワーの立場の時に何をしたらリーダーは助かるかを理解することができ、リーダーに頼るだけでなく、支えになれるように自ら行動することで、チームの活発化につながるということを学びました。
(早瀬乃咲)

 短期間でプロジェクトの準備を行うのはとても大変でしたが、「タスク出し」「優先順位付け」「実行計画」の3つを常に意識することで、優先度が高いタスクから効率良く取り組み、期日までに完成することができました。

 また、班のメンバーとプロジェクトの発表に向けて準備している時に、意見が分かれることが多々ありました。自分と意見が対立したとしても、肯定の姿勢から入ることが大切だと学びました。

 この授業はリーダーを体験したり、たくさん発表したり、他では得られない経験をすることができ、履修して良かったです。ここで学んだことをこれから活かしていきたいと思います。
(渡邊美和)

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