中京大学 経営学部

佐藤ゼミナール(経営科学)教員紹介

1. はじめに

佐藤ゼミは3次募集を行います。ただし、来年9月まで私は在外研究で大学を不在にしているため、来年度は変則的なゼミの運営(春学期:ゼミ不開講.秋学期:ゼミ2コマ開講)になります。佐藤ゼミへの応募を考えている人は、本ページをよく読んだ上で応募してください。

2.ゼミの概要およびスケジュール

佐藤ゼミでは、次の2つの目標をもってゼミ活動を展開しています。


論理的思考力を高める

個人や企業・行政機関などの組織が抱える様々な問題の解決に、経営科学(=オペレーションズ・リサーチ:OR)の観点からアプローチします。ORとは初めて耳にする人が多いと思いますが、現代社会における複雑で多様な問題を理論的に分析・考察する方法論のひとつです。ひと言で表現すると最適化手法の集合体で、経営学の分野では、個人や組織の合理的な経営戦略の策定や組織の運営などに活用されています。

ゼミでは、理論的に最適化を目指すことに加えて、人間の心理的な側面にも焦点を当てながら「より良い意思決定とは何か?」について考えていきます。ORの学習を通じて、勘や経験だけに頼るのではなく科学的に「経営」を見る目を養うことを一つの目標とします。


異文化に対する広い視野を持つ

多様化が進む現代社会においては、自らの「枠」を設定してその中でのみ行動するのではなく、広い視野を持って言葉や習慣などが異なる文化(外国とは限りません)に接する姿勢を持つことはとても大切です。しかし、言葉の壁や今の居心地の良い空間が災いして「枠」から飛び出すことはなかなか容易ではありません。

ゼミでは、英語力の強化を目指した英文テキストを用いる学習や、留学支援、また実際に異文化に接する交流イベントを設定することによって「異文化とは?」について考えていきます。色々な形での異文化との交流を通じて、自分の「枠」を広げていくことをもう一つの目標とします。

2・3年次:ORの方法論の学習+英語力の強化

基礎的な教材を用いて、ORの方法論を輪読形式で学びます。具体的には、『ゲーム理論』や『意思決定理論』などを取り上げます。また、経営科学に関する英文テキストを読むことによって、英文読解力の強化も目指します。

4年次:ORの経営学への活用

3年次までに学んだORの方法論を、企業などの組織が直面する課題、あるいは皆さんの身近な問題に活用し、卒業論文としてまとめます。

3年間を通じて

ゼミでは、週1回の決められた時間以外に、ゼミ合宿・ゼミ旅行・異文化交流会などのさまざまな企画を用意しています。これらの活動を通じて、大学でしか経験できないゼミ体験をしてください。

3.選考方法および選考基準

選考にあたってエントリーシートを提出してもらいます。「件名」に、学籍番号・名前・エントリー希望,と書いてメール(ysato@mecl.chukyo-u.ac.jp)を送ってください。折り返しエントリーシートを送ります。エントリーシートには、皆さんからの質問を受ける項目も含まれています。この質問に対しては、余程のことがない限り24時間以内に返信します(もし時間内に返信がない場合は、メールを見落としている可能性がありますので、催促してください)。

なお、エントリーシートを提出した上で他のゼミへ応募するのは自由ですが、これを提出せずに佐藤ゼミに応募した場合は採用しません。佐藤ゼミへの応募を考えている人は、必ずエントリーシートを提出してください。

選考方法

ALBOから申し込んでもらった応募書類とエントリーシートを基に選考します。ALBOの文字数制限(250文字)を超えて書きたいことがある場合は、ALBOでの申し込みに加えて、別途メールを送ってください。

選考基準

授業外学習を含めたゼミでの活動に対する意欲を重視し、これまでの成績は一切問いません。ただし、英語力の向上も視野に入れてゼミ活動は展開していきますので、ABEやオーストラリア海外研修の履修者を歓迎します。

4.個別説明会・質問への対応について

3次募集にあたっての個別説明会は行いません。質問にはメールで対応しますので遠慮なく尋ねてください。

5.学生へのメッセージ

ゼミ選びの際、皆さんが考えることのひとつに「ゼミで学んだことが社会に出てから本当に役に立つのだろうか?」ということが挙げられると思います。私は企業や行政機関などで働いた経験はありませんが、これまでに社会に送り出してきた卒業生を見てきて「本人次第ではあるけれど必ず役に立つ」と断言できます。しかしそれは、決して頭に詰め込んだ知識が役に立っているからではありません。ゼミの活動を通じて会得した論理的なものの見方や考え方が活きているからだと思います。ですから、私がゼミで求めている学生は知識量を誇る人ではなく、ものごとを深く理解したい人です。論理的思考力を高め、経営の問題にORを活用してみたい人を歓迎します。