経営学部での学び

2024年度コーチングコミュニケーション&リーダーシップ
(2年次春学期開講) 受講者の声

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 この講義では、社会で活躍できるリーダー(ビジネスリーダー)を育成するための考え方や求められるコーチングスキルを学ぶことができます。

 講義内容としてはまず、身近なリーダーや社会で活躍しているリーダーを調査してリーダーに求められる要素や特徴を分析します。その上で、自分自身を理解しながら自分に合ったコーチングスキルを身につける演習を行います。

 講義中では自分で考え、意見をグループ内で共有し、お互いに理解を深め合うことができます。自分にはなかった考え方を知ることができ、新しい方向からのリーダーのあり方が見えてきます。グループディスカッションを毎回行うので人として求められるコミュニケーション能力や人前で発表する力も身につきます。

 毎回課題がありますが、講義内に講師の方の指示のもと進めることができるので、講義が終わり次第提出できることがほとんどです。中間課題や期末課題は少し大変かもしれませんが、長い文章をレポートのように書くというよりは、自分の体験をふまえて深く考える、自分の意見を言葉に表すことがメインになります。

 自分理解を深めながら、普段から活かせる人との関わり方、良いリーダーシップの取り方が学べるので経営学部に入った皆さんには受講をおすすめします!
(2年 濱内咲歩)

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 私は、コーチングコミュニケーション&リーダーシップの受講を通して、今までの私の中のリーダーシップ像が1つに固定化されてしまっていたことに気付かされました。

 私の中でリーダーとは「仲間をリードし、最後まで仕事をやり遂げる責任感のある人」というイメージしかなく、そのような人が絶対だと思っていました。確かに先導力と責任感がある人はリーダーにふさわしいと考えることができます。

 しかし、そのような人ではなくてもリーダーにふさわしいタイプはたくさんいるということに気付くことができました。例えば、「冷静に組織の問題を分析し、論理的に戦略を立てて指示を出せる人」、「仲間の価値観を受け入れ、常に仲間のペースや気持ちに配慮して感情面を重視する人」、「高い目標を掲げ、自分の志が一貫している人」といったような人たちです。最初は表面的なイメージのリーダー像しか描くことができていなかった私ですが、この授業でより具体的にリーダー像を描くことができ、今まで私が出会ったリーダーはどのようなタイプかを自身で考えてみることも面白いなと感じました。

 このような学びを得るために、授業では自分自身のリーダーとしての強みや課題を考えたり、社会で活躍するビジネスパーソンや有名人、部活やバイトなどの身近なリーダーからそれぞれどのようなリーダータイプかを分析したりしました。

 この授業では、毎回指定のフォーマットに自分の意見や調べた内容を記述します。質より量が求められるため、先入観にとらわれずに思いついた考えは何でも書くことが重要です。グループでディスカッションする機会も与えられるため、自分にはない考えを相手から得ることができ、とても刺激になります。

 出題される中間課題や期末課題は少し大変ですが、しっかり取り組んだ分まで力になるため、充実感があります。社会で活躍するためには、リーダーの解像度を高めていく必要があります。この授業で得た学びは社会に出てから絶対に役に立つと思うので、受講することをおすすめします。
(2年 鈴木嵯彩)

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