経営学部での学び

データサイエンス

データサイエンス

データを用いて社会に有益な知見を引き出そうとする科目

"データ"は"情報"とは異なり、そのままでは単なる記号に過ぎず、問題解決や意思決定の参考となるものではありません。データを眺め、そこから意味のある情報を引き出すためには、それなりの準備が必要となります。これは、さまざまな統計解析ソフトウェアが普及している今日においても言えることであり、正しい準備を伴わない統計ソフトの乱用は、むしろ誤った判断へとつながるおそれのある危険な行為といえます。
そこで、まずデータの見方と情報の引き出し方について、とくに統計量と確率分布に焦点を当てた基本的な内容について学びます。その上で、①統計分析ソフトを用いて適切なデータの要約・視覚化ができる、②統計に関する知識に基づいて、相関分析、回帰分析などの基本的なデータ分析を統計分析ソフトを用いて行うとともに、出力された結果を適切に解釈できる、③データ分析の様々な手法について、分析目的に合わせた選択ができるようになる、ことを目的とした演習も行います。

授業
Pick Up

データサイエンス入門 I・II(1年次春・秋学期)

データサイエンス入門 I・II(1年次春・秋学期)

1年次に実施する「データサイエンス入門I・II」では、基本となる統計学と必要なデータから情報を引き出し、自分にとって真に必要な情報を取捨選択する能力を身につけます。

PROFESSOR MESSAGE

機械化・デジタル化が進むことで、容易にデータが集まるようになった現代社会では、さまざまなデータを活用し意思決定ができる知識やスキルがビジネスパーソンに求められるようになっています。データサイエンス入門では、まず入門Ⅰで統計に関する基本知識を身につけ、入門Ⅱで統計分析ソフトを用いてデータ分析を行うことにより、データをクリティカルに見る「目」、データを分析しまとめる「手」、分析結果を解釈する「頭」を鍛えることを目指しています。

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